はぐくみのシステム

ちいさな私たち一人ひとりが、できるところから少しずつ、システムの構成要素となっていきます。「はぐくみのシステム」を支える心を養いましょう。

 

はぐくみのシステム(1)

家庭は、はぐくみのシステムの基本です。

家族の一人ひとりの尊厳を尊び、弱い者こそ大切にされる。

競争しない、奪い合わない、与え合い、分かち合うことができるシステムです。

 

はぐくみのシステムはボトムアップのシステムです。

 

問題の原因を外に転嫁せず、自分の内側に求め、機会あるごとに自分を振り返ることのできるあらゆる個人から意識が発信され、その意識が家庭をはぐくみ、組織を、地域を、国を、地球の未来をはぐくみます。

 

ちいさな規模で、幸せで平和な生活を実践し、搾取しない、されない意識を発信していきましょう。

 

はぐくみのシステム(2)

はぐくみのシステムは逆ピラミッド型をしています。

 

未来をはぐくむ意識が大きい個人が先頭に立ちます。

 

誰が先頭に立つかは、あまり関係ないのです。

未来をはぐくむ意識は、皆が共有する大いなる潜在意識の領域に存在するからです。

 

未来をはぐくむ意識を発信するひとり一人が先頭に立ちます。 

 

人種も性別も学歴も社会的地位も貧富も関係ありません。

 

希望にあふれ、未来(宇宙につながる本質)をはぐくむ準備のできた、ちいさな私たちひとり一人が未来を牽引していくのです。 

 

 

 

はぐくみのシステム(3)

未来をはぐくむ意識は地球意識・宇宙意識とも呼ばれています。

 

自分を肯定し、たっぷりと愛し、はぐくみ、律することができる個人なら、明るく希望あふれる家庭をはぐくむことができます。家庭をはぐくむものなら誰しも家庭を平和に保つ努力をしていますよね。

 

家庭から、視野を私たちの住む地域(村、町)や国に広げて、日々幸せな生活を願う気持ちは共通ですよね。 それでもまだ、私たちの視点は、対立や紛争を抱えた範囲にとどまっています。

 

さらにぐんぐん広げて地球を、宇宙を平和に保つ視点に立つと・・・どうですか?

自分の意識が拡がって、全体と調和していくような視野が開けませんか?

 

私たちはほんのちっぽけな存在ですが、小さくても小宇宙・ミクロコスモスなのです。

 

子どものころ、こんな願いを持っていたことを思い出してください。

「地球に、宇宙に、平和を」。

 

そんな純粋な思いをあきらめないで保ち続ける大人でいましょう。

 

はぐくみのシステム(4)

はぐくみのシステムを動かす原動力は「愛」です。

 

私たちひとり一人が、小宇宙として人体を安らかな状態に保つ「心」を持つように、誰もが地球を、宇宙をはぐくむ「心」を内在しています。

 

今、私たちは、自由に自分の「心」の在り様を選択できる環境を生きていますよね。好きな音楽を聴き、食べたい物を食べ、行きたいところに行く「自由意思」を謳歌していませんか。

しかし、自分や自分の家族だけを愛するための「自由意思」は未来をはぐくむ力とはなりません。未来をはぐくむことのできるのは「地球・宇宙(全体)への愛」に基づく「自由意思」なのです。

 

子どものころ、空に、宇宙に抱かれながら、こんな疑問を持ちませんでしたか?

「私たちはどこから来たんだろう、何のために生まれてきたのだろうか?」

 

宇宙への「愛」に満ちていた純粋な心を思い出しましょう。

 

 

はぐくみのシステム(5)

ひとり一人のちいさな心がやがて大きな力になっていくのがはぐくみのシステムです。

 

ちいさなひとり一人の純粋な心は響き合い、連鎖し、やがて大きな潮流となります。

 

純粋な動機=「宇宙(全体)への愛に基づく自由意思」の行使が起点となり、あちこちで巻き起こるちいさな渦が静かに波紋を広げ、共鳴し合い、地表を満たし、地球全体をいつくしみ、はぐくんでいくのです。

はぐくみのシステム(6)

私たちの体の約70%は水分です。

脳では、脳内の水分に記憶や映像を貯蔵し保管して、心の状態を維持しています。

 

私たちの生命の起源は海にあり、クラゲの体液と人間の体液を比較しても成分の割合にいくつもの共通点が見られます。

 

私たちが心と体を平和で健康に保つことは、私たち自身の「海」をいつくしみはぐくむことであり、大いなる母なる地球の「海」をいつくしみはぐくむことと、分離していては、はぐくみのシステムは成り立たないのです。

 

生命の神秘にふれ、心と体の起源を尋ね求め、自然と調和した人間性を回復する心が、はぐくみのシステムを支えます。

 

はぐくみのシステム(7)

進化の歴史では、水について、宇宙を漂っていた岩や氷の粒が、合体を繰り返して星になった時、マグマ・オーシャン(マグマの海)から水蒸気として大気に吐き出され、温度が下がるに従って雨となり、地上に降り注いで海や湖や川になったと説明されています。

 

仮に地球上にある水が何十億年ものあいだ宇宙空間を漂い、いくつもの星で過ごしてきたのだとすれば、私たちが自分の体の水分を媒体として、宇宙の起源へ思いをはせることは自然なことなのです。私たちの体を構成する水分の起源は宇宙にあり、私たちは潜在意識の中に、そこに保持された記憶から得た智恵を活かせる無限の可能性を秘めているのです。