ようこそ意識の成長プログラムへ


はじめに

 

あなたは生まれたばかりの赤ちゃんの瞳をまるで魔法にかかったかのようにうっとりとみつめたことがありますか?私にとってひとりの女性として「出産」を経験できたことはこの世に生まれてきたなかで最も貴重な糧です。何もない、本当に何もないところから、かけがえのない「生命」の鼓動が生まれ、自分の肉体の一部のようで、別の「生命」が自分の中ではぐくまれている期間、おだやかなやさしさにみちあふれて、まだ見ぬわが子に語りかけていたわくわくする日々がありました。

 

出産という、奇跡的な作業を終えたとき、歓喜の楽曲に包まれながら生まれたばかりの赤ちゃんを抱きしめ、夫がやさしく私と赤ちゃんを抱きしめてくれました。

ひとつの家族が巡り合えた奇跡の瞬間でした。

 

あなたの身の周りに起きることはすべてが奇跡でありすべてが必然です。

 

家庭は最もありふれた場所。

 

退屈で、ときにはうんざりするぐらい面倒に思える。

そこにこそ、学ぶべき課題がたっぷり凝縮されているのです。

 


出会い

 

夫とはどこにでもある平凡な出会いでしたが、話した瞬間「私の息子のお父さんになるひとはこの人以外にいない」という直感がありました。

 

往々にして、夫婦はまったく正反対の組み合わせ。

 

まるで決して交わらない二本の平行線のようですが、お互いに不足な部分を補い合っている絶妙の組み合わせなのです。

 

 

 

子どもの宇宙

 

ひとりひとりの子どもの内面に広大な宇宙が存在する。

彼らは大いなる尊厳を漂わせながら、私たちに大切な宇宙の本質を教えてくれる。

 

親は子どもを教え育てるのではなく、子どもたちが内包する尊厳を失わないように育むことで、自らが親として進化成長していく機会を与えられるのだ。

 

 

 

宇宙の子ども

 

生まれたままの子どもが、宇宙の子としての完全な自己を維持している期間は4年4か月といいます。この4年4か月の間に、子どもたちは周囲の環境に順応しながら、人間らしく生きていく新たな自己を育みます。子どもたちが育む新たな自己の形成に最も影響を与えているのが、私たち親なのです。

 

 

 

真性(親性)に触れる

 

あなたは男性ですか?女性ですか?

結婚していますか?

お子さんがいますか?

 

あなたが男性で、まだ結婚していなくて、お子さんがおられなくても、意識の成長の機会は必ず準備されています。

 

それは人間誰しも父親と母親があって初めてこの世に誕生するからなのです。誰もが固有の親性に触れること=意識の成長の出発点なのです。

 

あなたはご両親に愛情いっぱいはぐくまれて育ちましたか?

 

幼いころはぐくんでくれたご両親のひざの中を思い出すことはできますか?何度ころんでも、何度失敗して泣きぬれてもそのひざの中に戻って小さくまるまって入り込めば安心していられましたよね。

 

そのような場所があったと自覚されていなくても、意識の成長の機会は確実に準備されています。あなたがたまたまご両親の愛情にふれる機会を得なかったことそのものがあなたにとって本質的な親性に触れる機会を与えてくれるからです。

 

あなたのご両親があなたに愛情たっぷりの安心を与えないことがあったから、あなたにそのことを思い出させる個性を与えてくれているとは思いませんか?何よりもあなたが求めてやまないもの・・・それが真の親性であり、あなた自身が誰に対しても発揮できる個性なのです。

 

このように、ひとり一人の個性に合わせて、親性にふれる機会が準備されています。どうかこのことを意識して思い巡らせてみてください。

 

今あなたをおおらかにはぐくむことができるのは、あなた固有の親性です。幼いころのご両親のイメージそのままであってもかまわないし、そうでなければ、この際思う存分自由にあなた自身がはぐくまれたいようにイメージをふくらますことができるのです。

 

そうです。あなたの親性があなた自身をはぐくむと感じたとき、胸の中心のあたりがなにか懐かしく暖かい感動のようなものに包まれませんか?

 

そのとき、触れることができるのがあなた固有の真性なのです。