アイデンティティ・クライシス

自分は何者であるのか?という原初の根源的な問いかけへの答えとしての「自己同一性」をアイデンティティといいます。

 

アイデンティティは、国家・民族・言語・帰属集団・職業・地位・家族・役割などの社会的な属性への帰属・関係によって自己認識する「社会的アイデンティティ」と実存的存在形式(私は私以外の何者でもなく唯一無二の存在であるという実存性)によって自己認識する「実存的アイデンティティ」に分けられます。

 

宇宙意識に立脚したとき、自己の(私は私以外の何者でもなく唯一無二の存在であるという)実存性は高まりますが、反面、社会的な属性への帰属認識とのギャップに捉われ、十分に主体性を発揮できない時期があります。

感性で受け取っている感覚と、観念で認識した内容、既存社会における自己認識、これらの間に自己同一性の不一致がおこり、一時的に自己不全感が続くこともあります。私たちは思春期にアイデンティティ・クライシス(自己同一性の危機)に陥り、自分探しを行うように、意識の思春期ともいえる転換期に、根源的な問いかけに戻り、調整を行う必要性があるのです。
  
意識の成長の視点でいえば、あなたの社会的アイデンティティが観念のうちに留まる限りは、成長は阻害されます。過去に確立された既存の社会的アイデンティティは陳腐化していますし、既成概念、想念、観念のうち、とくに執着にかかわる思考を手放さないと意識成長の恩恵は限定されてしまうのです。過去は常に尊敬をもって取り扱われねばなりませんが、過去が現在ある潜在性や未来の可能性を危機に晒してはならないのです。

 

意識の思春期は、社会的地位や名誉、権力、財力にかかわらず、多かれ少なかれ、成長を志向する誰もが通過する登竜門ともいえます。

 

心配することはありません。

やがで言動が一致し、宇宙家族としてのアイデンティティが確立されていきます。

既存の価値観に捉われず、唯一無二の個性を有す、かけがえのない真性を信じて輝いてゆきましょう。

 

 

 

光と影

私たちはちいさな宇宙として誕生しています。

 

どんな子どもも完全なる宇宙の一部ですから、一点の翳りもない光そのものとして生まれています。

 

しかし、実際生きている人間は、どこかに罪意識(影)を抱えています。罪意識というと分かりにくければ、誰もが、何か悪いことをしているところを誰かに見とがめられたような気恥しい体験を持っていて、その気恥ずかしさが影響して、どこかに後ろめたい気持ち(影)をかかえている感覚です。

 

「私なんて~」

「恥ずかしながら~」
私たち日本人は普段謙遜の気持ちが奥ゆかしいと思いがちですが、誤解されている部分もあるのです。翳りない意識からの謙虚さと、影ある意識からの躊躇には実際には大きな開きがあります。

 

裏をかえせば真性輝く自信と傲慢からくる自信との違いのようなものです。

 

傲慢からくる自信に基づいた行動は他を傷つけますし、翳りある意識は自分の健やかさをむしばんでゆきます。一方真性は、どんなに謙虚でいても自ら光輝きます。

 

抱えてしまった罪意識を解放するためには安全な場で打ち明け、謝り、十分な償いをするのはもちろんですが、ただ、漠然とした思い違いには、背景にある後ろめたい気持ちを解放するだけで十分効果があります。

 

「自分は一点の翳りも曇りもない光です!」という思いを取り戻しましょう。
ただ、光が大好きだから光に向かってゆく。

そこが人間性の回復の原点です。

 

 

からだとこころで感じる




                                                                                                                                                                               


みなさんはいろいろな感情をからだのどこで感じていますか?

 

うえに参照した「感情ヒートマップ・Bodily maps of emotions」は、最近フィンランド・アールト大学 (Aalto University) の生物医学チームにより、人間の各感情がからだのどこで感じられるかを視覚化し、全米科学アカデミーに発表されました。

 

それぞれの人種から集められた701人のボランティアが、感情変化のきっかけとなる「映画」「物語」「言葉」「顔の表情」を体験し、マッピングツールを使って "からだのどの場所で感じたか" を報告、それを同チームが統計としてまとめたものだそうです。

 

みなさんは、とくに怒りなど強い感情を感じたとき、何よりもからだがまず反応して、瞬間湯沸かし器のようにかっかと熱くなる体験をしていませんか?逆に何かしでかしたとき、何がおきたかを判断する前にさっと血の気が引いて青ざめてしまう体験をしていませんか?

 

コロンビア大学で精神疫学を研究する科学者マーナ・ワイズマン(Myrna Weissman) も「私たちの脳は、実は臨時的な器官で、体をコントロールするだけでなく、コントロールされているのです」とロイターに語っています。

 

「かっと」なったからと言って、感情にとらわれて過剰に反応していては、生活に支障がでるように、湧き上がってくるさまざまな否定的な思い込みを、意識して感情と切り離して冷静に行動するのが成長した大人の対応ですね。

 

左図パニックのマップは、幸福と対照的ですね。まさに体がパニック状態に陥っていることを表していて、ちょっと見ているだけで怖い感情が想起されますね。

 

過去に否定的な体験を積み重ねてしまった場合は、その感情が体のどこかにブロックされていて、そのことが何かあるたびにあなたを否定的な感情に閉じ込め、生きにくくさせているのかもしれません。

 

扁桃体からの恐怖や不安の信号は過剰に高まると、人は、その結果動物的本能としてのいわゆる「戦うか逃げるか固まるか反応」(「敵が来た」→「呼吸が早まる・脈が高鳴る・手に汗を握る」)といったいわゆる自律神経系の発作的な過剰反応(パニック発作)をおこします。

 

そんなときは、ただ、その状態をやり過ごしましょう。頭を使って分析するのをやめましょう。あなたの情動や体の反応は、自然で動物的なものですから、ただ、からだのブロックを手放しましょう。そう意識するだけで十分効果があります。

 

 

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螺旋階段

成長をイメージしたとき、自分がリアルではない空間で螺旋階段を上っていく感覚を覚えませんか?宇宙は、物質と反物質世界がメビウス構造により一体調和した無限大の陰陽世界から成り立っています。

 

今歩んでいる足元を見れば、そこは確かに物質世界で、現在というポイントなのですが、目を閉じれば、持続的に成長している自分自身が決して物質的に存在しているだけではなくて、霊的にも着実に成長していることがわかります。そして、その階段上には、様々な成長のための「ヒント」や「鍵」が散りばめられていて誰でもバーチャルな階段上のみならず、現実の社会においても独自の唯一無二の個性を発揮できるよう、導かれていることに気づくはずです。

 

物質的に(肉体を伴い)無意識に連続的に歩んできた自分の成長過程が、否定的に感じられていた出来事も含め、霊的に進化成長するために必要な道程だったと気づくことができれば、人生には無駄なことなど一つもないという実感が持てます。全ては必要があっておきていますので、自己の内面の改革は等身大でよいのです。自分仕様の螺旋階段を着実に登って行きましょう。

 

意識の成長サイクル

意識の成長における初期の一単位を成し遂げるのに必要な最短期間は約7年(6.66年)になります。初期の一単位とは、「人間性の回復に至るまで」の単位です。上書きしてきたゆがんだ情報を脳から消し去り、私たちを本来あるべき自然と調和した状態に回復させるまでの期間をいいます。

 

この一単位を成し遂げると、脳の松果体と脳下垂体が共鳴し始めます。

 

潜在意識は、脳の松果体と繋がり、顕在意識は脳下垂体と繋がり、それらが互いに波動共鳴し合うことで、小宇宙としての無限の可能性を発揮し始めます。人間の脳は数パーセントしか使われていないといわれるのは、松果体と脳下垂体の波動共鳴回路が正しく作用していないからです。この回路を正しく働かせるには、顕在意識に染みついた既成概念の呪縛から自らを解放することが必要なのです。

 

私たちは、機会あるたびにシーソーのようにバランスをとりながら、既成概念を手放していくことで、ゆがんだ情報を脳から徐々に削除してゆけます。7年間という期間は、捉えようによっては、長く感じられるかもしれませんが、時間をかけて日常生活の中で、等身大に着実な成長を遂げていくことが、社会全体の集合意識のなだらかな成長進化につながるのです。

 

ゼロ・バランス

私達は自然界の中で生きています。
自然界は常にゼロ・バランス化し、安定する方向に働きます。

 

「暑さ・寒さ」「春・夏・秋・冬」「昼・夜」など自然界の変動を受けた体は、自らを安定させようとします。免疫力や自然治癒力などは元に戻そうとする、ゼロ・バランスへの誘導作用です。自律神経など、ゼロ・バランスを志向する働きにより、私たちは生かされています。

ゼロとは何も無いのではなく、安定している状態です。どちらかに偏っていれば、相反する側はそれを安定させようとします。調和を志向するはぐくみのエネルギーがゼロ・バランス・エネルギーです。

 

道端の雑草は、私たちのように発達した脳を持っているわけでもないのにゼロ・バランスを保っています。 

 

私たちの脳には人類がたどってきた情報の記録が保管されています。

自然界で自律的に生かされている私たちなのに、発達した脳を生かせず、人類の思い上がりゆえにゆがんだ情報の上書きを繰り返してきました。

ちいさな一人から、本来ある自然界へ調和した状態へ回帰しましょう。私たちは意識さえすれば、ゆがみの矯正に働きかけることができるのです。少しずつですが、一歩一歩、バランスを取りながら、ゆがみを矯正していきましょう。

 

自然との調和

自然と調和した状態とは、私たちの生体リズムが、地球の磁場と共振している状態といえます。大自然に対して、調和的に生活していれば、常に安定し、リラックスした状態でいられるのです。

私たちは、意識することで、地球の磁場と波長を合わせることができます。目を閉じて、呼吸を意識してゆったりと、地球と調和してゆくイメージを深めるだけで。熟練したヒーラーが、磁場のゼロ・バランス・エネルギーを治療に用いていることが示すとおり、ゼロ・バランス・エネルギーは、心身に調和的な働きをしてくれます。

また、意識することで、私たちは自然と調和した存在として、宇宙の進化と寄り添って生活できるのです。小さな宇宙の構成要員である、私たちひとり一人が、地球、太陽、宇宙全体と調和していくイメージを持って日々生活していきましょう。

 

 

自律意識による調整

「自律意識」は大自然に対して調和的に、これに逆行するものに対しては反作用的に働きます。

 

自律意識の働きが、個人から家庭、地域、国へと拡がってゆくとき、私たちはしばしば大きな単位で反作用、すなわち「禊」を経験することになります。「歴史は繰り返す」と言われますが、栄華を極めた文明が崩壊の憂き目をたどる趨勢に、「反作用の働き」を学んでこなかったのは残念なことです。

自律意識が地球規模で働くと、地球自体に自浄作用がおきることもあります。

そのような大事に至る前に、個人が自らの小宇宙において、自律意識の働きから真摯に学びを得て、未来につなげていく機運を高めたいと祈念しています。

 

 

 

生命のリレー

右はNASAが去年8月に公開した初期段階の衝突銀河「VV340」の画像です。
地球から4億5000万光年の距離にある「VV 340」の2つの銀河は、数百万年をかけ、融合してやがて1つの銀河になるといいます。


私たちの銀河系・天の川銀河も、30億年以内にはお隣のアンドロメダ大銀河と衝突すると考えられています。銀河同士の衝突によってガスが圧縮されると、星の形成が加速され、約10億年をかけて衝突した銀河は、数百万もの太陽のような若い星を持つ新たな巨大楕円銀河になると予想されています。 私たち地球人類にとっては、気の遠くなるような時間の長さですが、宇宙空間で繰り広げられる壮大なる螺旋状の循環のイメージを目に焼き付けることができますね。

 

私たちは、大いなる宇宙の営みの循環の中で生かされている存在です。

 

宇宙の理への気づきは、自然と調和することで深まります。  

地球は、天の川銀河の一部であり、地球上で展開する自然現象もまた宇宙の営みの一部なのです。

大自然の脅威に、真摯に畏怖と感謝の念を捧げ、本年もより宇宙に調和できる人となっていきたいと思います。