レジリエンスについて

今日はレジリエンス(resilience)について書いてみたいと思います。

 

耳慣れない言葉ですが「レジリエンス」をご存知でしょうか

日本語に訳すと「困難な状況にもかかわらず、うまく適応できる力」となります。またはしなやかさとも訳され、個人のリスク・危機耐性ともいえます。

 

今回の大震災で私たちは未曽有の危機に直面しましたが、これからは変化の時代になり、一人ひとりのレジリエンスの強さが求められますので、覚えていただきたいなと思います。

レジリエンスが強い人は、次の4つの特徴をもっています。

 

.肯定的な未来志向性
 未来に対して肯定的な期待を常にもっていること

.感情の調整 
 感情のコントロールを行えること

.興味・関心の多様性
 さまざまな分野に興味・関心をもっていること

4.忍耐力 です。

 

この4つ目の忍耐力(英語ではペイシャンス・patienceといいますがは、多くの日本人が生まれつき備えているもので、特に今回の震災で東北の方々が発揮されている忍耐力は、耐え抜く力、不屈の精神、冷静さ、他を思いやる能力を伴い素晴らしいと感じています。

  

レジリエンスの特徴を高めるには、

 安定した家庭環境や親子関係があること

 セルフ・エスティーム(自尊心:自分を肯定する能力)や共感性が育っていること

 コンピテンス(日本語では潜在能力)、スキル、ユーモア、コミュニケーション能力があること

が有効だとわかっています。


難しいことではありません。いつもリスクを把握して適応し、自分のレジリエンス(リスク・危機耐性)を高めていくことを心がけていれば、危機が高まったときこそ、レジリエンスの真価を発揮できるのです。そして、そのことを通じて心の成長を実感することができます。

 

レジリエンスを高め、ピンチをチャンスに変えて、明るい未来を創りだしていきましょう。