「超覚醒」・新たなパラダイムの起動

ときに私たちは全然大丈夫じゃない状況にも拘わらず、微笑んで「大丈夫」といいます。

 

人が過酷な状況に直面し、その状況を生き延びるために「回避」という手段を獲得すると、感情が鈍麻し、怒りや悲しみなどの生き生きとした感情が感じられなくなります。 PTSD(突然の衝撃的出来事を経験することによって生じる、特徴的な精神障害)にある人は再び大変な状況に遭遇しても、微笑んで「大丈夫」というのです。

 

そんな子どもが親になると、そのまた子どもたちは、親が「大丈夫」と言っている状況は本来は大丈夫ではないのだが、そういうことにしておかないと、大切な親(自分自身が)壊れてしまうのではないかという不安を学習しながら育ちあがります。 

「大丈夫」の連鎖は、「家族への思いやり」を基調とし親から子へと継承され、続いていくのです、

 

 同じ敗戦国である、ドイツもイタリアもいち早く国ぐるみで脱原発を決定したのに、何故多くの日本人は、原発事故で大変な思いをしながらも、感情を表に出さず、じっと耐えているように見えるのか、欧米諸国の人たちにとって不思議に見えるようです。 

 

 ひとつには、多くの国民が原発に「大丈夫」と言っているかのような現実は、先の大戦で国民的に陥ったPTSDからおきています。 私たちの多くは、核による突然の壊滅的な被害という歴史的、衝撃的出来事を経験した障害から、強い感情が沸き起こりにくくなっているのです。

 

ふたつには、私たちは、前提条件付の平和という幻想に酔ったまま、私たちの「忍耐」の源が「家族への思いやり」にある社会に穏やかに暮らしていたいのです。ある意味特殊な箱庭の中で守られたまま身近な家族を思う心の中には、精神的な幼さと同時に 平和を願う純粋さ、素直さ、一途さが同居しています。私たちが成長して、母なる地球、父なる太陽と調和した宇宙意識に目覚めると、家族の単位がぐっと広がり、宇宙的な規模に変わりますが、 そのときにこそ、もって生まれ、大切にはぐくまれた純粋さ、素直さ、一途さが大きな機動力となるのです。

 

今回の原発事故に起因する放射能汚染は、全世界規模に拡大しています。

 

原発事故で、家族や友人や地域が壊滅的な被害を受けた人々だけの問題ではありません。たとえ今自分の家族や友人や地域が大丈夫であっても、今のままでは未来の子どもたちは、国土は、地球は大丈夫ではないのです。

 

気づいたものから、私たち一人ひとりにとってかけがえのない大切な家族を守りましょう。

 

先の大戦の敗戦国民だから、そして唯一の原爆による被爆国民だからこそ、世界初、日本発の超意識による「脱原発(核)・脱対立」の集合意識が起動するときを迎えているのです。

核にまつわる感情鈍磨も、大いなる家族にはぐくまれ、集い、超意識という感情に到達するためのプロセスに他なりません。

 

今、一人ひとりに、先の大戦で陥った「一億総過覚醒」の対立意識を自省し、「回避」からも感情鈍磨からもしなやかに回復し、「超覚醒」へと成長を遂げて行く絶好の機会が訪れています。

 

たとえ、たったひとりからでも、怖れず声をあげていきましょう。

一人ひとりの内側から静かな意識革命の基点を起こしていきましょう。

 

「Let each one of us BE THE CHANGE from Japan」