真の母性の蘇り

自己紹介にも記しているとおり、2001年9月11日の事件に激しいショックを受けました。足元で虚構の砂の城が崩壊していき、ひたすら自分の内面と向き合う作業に10年を費やしました。

 

9.11の事件後まもなく、自分が内側から壊れ、新しく生まれ変わるような急激な転換作業に集中するため、当時勤務していた外資系金融機関を希望退職し、ゆっくり休みを取りました。

やがて母と二人で訪れたイタリアで忘れられない体験をしました。

 

ミラノのスフォルツェスコ城博物館に所蔵されているミケランジェロの「ロンダリーニのピエタ」に吸い込まれるように釘付けになっていたとき、突然上からピンク色の光の柱が降りてきたのです。

 

ピエタ(十字架から降ろされたキリストを抱く母マリア)像としては、ミケランジェロが23才のときの美しい作品「サン・ピエトロのピエタ」が有名ですが、こちら(ロンダリーニ)のピエタは、晩年ミケランジェロが死の病に倒れる前日まで製作を続けた未完の像として有名です。

 

みすぼらしくさえあるマリアとイエスが表現されているのですが、死せるイエスがマリアの母胎に回帰し、マリアとイエスが溶け込んでひとつに融合しているように感じたとき、どこからともなく荘厳な音とともに、光が降りてきたのです。

幼少時に母に死に別れたというミケランジェロが、死を予感したとき抱いたであろう「母の胎内に回帰したい という思い 」

 

 自らを犠牲にすることで、広く真意を伝えることとなった愛しい息子を母胎で受け止めながら、

  大切な我が子の死をもって未来をはぐくむことが真意ではなかったはずの

 

「マリアの光は母なるガイアの心なのです」そのとき、圧倒的な光の柱とともに、どこからともなくメッセージが響いてきました。

 

その衝撃的な体験をきっかけに、母なる地球(ガイア)の心を訪ね求め、「真の母性の蘇り」を求めることを使命とする日常を歩み出しました。