自律意識の働き

動悸が激しくなったとき、腸が悲鳴をあげたとき、激しい悪寒に襲われたとき、あなたが、それを単なる体の不調と捉えるのか、自律意識の働きと気づくのかは、あなたの自我機能の発達と成長、別の言葉で言うとあなたの判断能力、責任能力にゆだねられています。

 

体と心(思考)と心(感情)は、互いに密接に関係しています。

自律神経の働きにおいて、「闘争と逃走の神経」といわれる交感神経の興奮が続いた時の体験を思い出してみてください。体は緊張し、思考は活発になり、ときにはちょっと妄想的になり、感情は怒りや不安に覆われ易くなりますね。交感神経が極端に偏って働くようになると、自律神経のバランスがくずれ、その結果、ときには活動させ、ときには休息させるという各器官のコントロールがうまくいかなくなり、さまざまな体の不調があらわれます。

自律意識の働きもこれに似たイメージを持つと分かりやすいかもしれません。

反作用が体と思考と感情に及ぼす変化が、しばしば交感神経の興奮状態を引き起こすこからともいえます。

 

ですから、一過性の興奮に捉われず、バランスを取っていくことで、心の状態を平穏に保ち、不動心で不安や怒りを超越することが寛容です。

 

交感神経の機能が内臓の調節に欠かせないように、自律意識の反作用も、宇宙の維持に欠かせない機能なのです。バランスを取って、宇宙意識に目覚めた私たちにゆだねられた小宇宙の統合を進化させていきましょう。