光と影

私たちはちいさな宇宙として誕生しています。

 

どんな子どもも完全なる宇宙の一部ですから、一点の翳りもない光そのものとして生まれています。

 

しかし、実際生きている人間は、どこかに罪意識(影)を抱えています。罪意識というと分かりにくければ、誰もが、何か悪いことをしているところを誰かに見とがめられたような気恥しい体験を持っていて、その気恥ずかしさが影響して、どこかに後ろめたい気持ち(影)をかかえている感覚です。

 

「私なんて~」

「恥ずかしながら~」
私たち日本人は普段謙遜の気持ちが奥ゆかしいと思いがちですが、誤解されている部分もあるのです。翳りない意識からの謙虚さと、影ある意識からの躊躇には実際には大きな開きがあります。

 

裏をかえせば真性輝く自信と傲慢からくる自信との違いのようなものです。

 

傲慢からくる自信に基づいた行動は他を傷つけますし、翳りある意識は自分の健やかさをむしばんでゆきます。一方真性は、どんなに謙虚でいても自ら光輝きます。

 

抱えてしまった罪意識を解放するためには安全な場で打ち明け、謝り、十分な償いをするのはもちろんですが、ただ、漠然とした思い違いには、背景にある後ろめたい気持ちを解放するだけで十分効果があります。

 

「自分は一点の翳りも曇りもない光です!」という思いを取り戻しましょう。
ただ、光が大好きだから光に向かってゆく。

そこが人間性の回復の原点です。